天候に悩まされたレース展開、ノートラブル・ノーミスで完走し、SP4Tクラス初優勝を獲得
RESULT
- VAN DAM CARLO
- SCHRICK TIM
- SASAKI KOTA
- KUBO RINTARO
DETAIL
SUBARU/STIは、2024年5月30日〜6月2日に予選・決勝が行われた第52回ニュルブルクリンク24時間レースに、WRX S4をベースとした「SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024」(ゼッケン88)で*SP4Tクラスに参戦しました。今年を最後に引退表明している辰己総監督のもと、2019年の*SP3Tクラス優勝以来5年ぶりとなる、クラス優勝を目指します。
*SP4Tクラス…2.0L以上2.6L未満のターボ車がエントリーするクラス。
*SP3Tクラス…2.0L未満のターボ車がエントリーするクラス
予選は不安定な天候の中で断続的に進行。Q3(5月31日)のドライ寄りコンディションで、カルロ・ヴァンダムが8分53秒089を記録し、総合43位・クラストップを確保。グリッドはグループ3のポールポジションから決勝に臨みました。
6月1日16時、決勝レースがスタートしました。フォーメーションラップ直後、天候は急変し本降りの雨に。88号車はすぐにピットインし、レインタイヤへ交換します。しかしスタートから30分後には雨が弱まり、チームはカットスリックへと移行しました。
レース開始から3時間後、佐々木選手から久保選手へドライバー交代。路面はほぼドライとなり、88号車は総合58位付近で安定した走行を続けます。4〜5時間経過時にはアデナウ付近でクラッシュが発生し、Code60が出される場面もありましたが、局地的な降雨の中でもスリックタイヤを維持しました。
6〜7時間が経過し日没後には霧が発生。ティム・シュリック選手は10分38秒前後の安定したラップを刻みます。しかし、8時間経過した23時20分頃、濃霧により赤旗が提示され、全車がピットへ戻ることに。夜明け後も霧は晴れず、10〜15時間経過しても中断が続き、チームは車両点検と再開準備を進めました。
18〜19時間後、グリッド整列の指示が出されるものの、霧のため待機が続きます。そして21時間経過した13時30分、ようやくフォーメーションラップが開始され、セーフティカー先導で5周を走行しました。最終的に、競技長がレース終了を宣言し、フォーメーション5周目の通過をもってチェッカーフラッグ。こうして、天候に翻弄された2023年のニュルブルクリンク24時間レースは幕を閉じました。
SUBARU/STIは周回数44周で総合51位、SP4Tクラスで2019年以来となる優勝を果たしました。
辰己英治総監督:「不安定な天候で予選、決勝とも数値目標未達でしたが、一方で、レース中の速さと好燃費、安定した走りは意図した通りになったと思います。なによりもここ2年間苦しんだ車両トラブルを起こさず、ノーペナルティ、ノーアクシデントで走り切り、久しぶりのクラス優勝を勝ち取れたことは素直に嬉しいです」。
MACHINE
- ベース車両
- SUBARU WRX S4
- 全長/全幅/全高/
ホイールベース - 5,270mm / 1,900mm / 1,390mm / 2,690mm
- 車両重量
- 1,290Kg
- エンジン
- FA24 BOXER DOHC 16バルブ AVCS シングルスクロールターボ
- 総排気量
- 2,387(cc)
- 最高出力
/最大トルク - 280kw(380PS)/5,500rpm 590Nm(60kgf・m)/3,500rpm
- トランスミッション
- 6速シーケンシャルギヤボックス+パドルシフト
- クラッチ
- 小倉クラッチ製 5.5インチマルチプレート
- サスペンション
- フロント : ストラット / リヤ : ダブルウィッシュボーン
- タイヤ / ホイール
- FALKEN / BBS製18x11J
- ブレーキ
- フロント:6ポット / リヤ:4ポット
