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ニュルブルクリンクへの挑戦

人とクルマを鍛える場であり、商品の開発と実証の場でもあるニュルブルクリンクは、STIにとって特別な場所です。
SUBARUは、初代インプレッサ発売直後の1992年以来、
このニュルブルクリンクで量産車両の開発テストを実施しています。
STIもさまざまな商品開発とその性能実証を繰り返してきました。

20キロ以上にも及びグリーンヘル(緑の地獄)の異名を持つオールドコースは、世界中のあらゆる道の厳しい要素を凝縮していると言われています。アップダウンが激しく、その標高差は約300メートル。コーナーの多さもこのコースの特徴です。大小とりまぜた170以上のコーナーがあり、先の見えない頂(ブラインドクレスト)も存在します。荒れた路面にはエスケープゾーンがなく、ガードレールがコース脇に迫り、走行中は常にクルマやドライバーに大きな負担がのしかかります。

このように過酷なレーストラックで鍛えた技術は、ドライビングの愉しさを高めるアイテムとして市販されています。

たとえば、STIが生み出したフレキシブルタワーバーをはじめとするフレキシブルシリーズ。クルマを固めて挙動を制御するための製品に、しなやかさを組み込んだSTI独自思想のパーツです。その性能はニュルブルクリンク24時間レースでの勝利によって実証されています。

たとえば、STIのエアロパーツ。風洞実験だけでなく、ニュルブルクリンクという変化に富む環境や極限のスピードを通じて得た知見をフィードバックしています。

ニュルブルクリンク24時間レースとは

ニュルブルクリンク24時間レース(ADAC Zurich 24h Rennen)は、ドイツの北西部のベルギー国境に近いアイフェル山系にあるニュルブルクリンクで毎年5月か6月に開催される伝統の耐久レースです。ニュル城やいくつかの村を囲むように設置された一周25.378kmのサーキットを舞台に、24時間でどれだけ長い距離を走れるかを競うものです。出場するレースカーが200台以上ときわめて多く、参加チームはアマチュアからワークスサポートのプロフェッショナルチームまでレベルも千差万別。この 「ツーリングカーのお祭り」を観戦するため、ドイツ国内はもとよりヨーロッパ各地からもファンが押し寄せる人気イベントとなっています。なお、レースが行われる「ニュルブルクリンク」とは、「ニュル城のサーキット」を意味します。その名の通り、コースを見渡す高台にはニュル城が現存しています。

24時間のレースコースは、F1やDTMなどが開催される約5kmのグランプリコースとそれに隣接するオールドコースと呼ばれる一周約20km、高低差約300mの北コース(ノルドシュライフェ)を複合したロングコースで行われます。オールドコースはコース幅が狭く、荒れた路面やブラインドコーナー、ブラインドクレスト(頂)が連続する山岳コースで、照明やセイフティゾーンも全くなく、ジャンピングスポットもあることからから、「世界の道の特徴が全て存在する」と言われるほど、ドライバーやレーシングマシンにとって過酷なコースです。また、出場台数が多くそれぞれスピードレンジも異なるため、接触などで外的ダメージを受けることも多く、24時間走り切るだけでも賞賛が与えられるほどです。24時間レースの主役は、市販車両をベースとするツーリングカーです。クラス区分ごとの順位も設定され、ガソリン車だけでなく、ディーゼルや天然ガス、ハイブリッド車など数多くの車種が同時に出走することもこのレースの魅力のひとつです。

SUBARUは2008年からインプレッサWRX STIで出場し、2009年からはSTIが独自プログラムとして連続チャレンジを継続しています。参加車両のSUBARU WRX STIはいずれも完走しており、2011年と2012年、2015年と2016年はSP3Tクラス(2リットル以下のターボ車)で連続クラス優勝を果たしています。