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STIからのお知らせ
2024/05/17

SUBARU/STI 2024年ニュルブルクリンク24時間レースに参戦

SUBARUのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル*1は、2024年5月30日から6月2日にかけてドイツで開催される第52回ニュルブルクリンク24時間レースに、WRXをベースとする車両で参戦します。このチャレンジは、2008年以来、今年で17年目の挑戦となります。

SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024は、2.4L直噴ターボエンジンを搭載し、2.0L以上2.6L未満のターボ車がエントリーする「SP4T」クラスに参戦します。
ゼッケン番号は2019年のパーフェクトウィン獲得時と同じ、また末広がりで縁起の良い88番でクラス優勝および総合順位上位を目指します。

全長約25km、高低差300mと起伏が激しく、天候も刻々と変化する世界一過酷と言われるコースで、「速く」かつ「意のままに操る」為に、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)を核として、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDの基本レイアウトを活かした車両の開発、昨年にも増した信頼性向上および走りの進化を織り込んだ仕様にしています。

【SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024 車両パッケージ】
熟成した基本パッケージ(AWD、専用足回り、レース用装備、フレキシブル思想の投入)
+SUBARU最新技術(2.4L直噴エンジン、SGPボディ)の組み合わせによる更なる深化。

・フレキシブルパフォーマンスホイール: リムの最適形状追求による微少舵応答・限界性能向上
・空力関連: フロントアンダパネル、リヤウイング等の見直しによる旋回性能の大幅向上
・エンジン: ヘッドボルト・ヘッドガスケット等最適化による信頼性向上、出力向上、熱効率改善
・サスペンション: フロントサスペンション構成部品の耐久性、信頼性向上
・エキゾースト: エキゾーストマニホールド材料・構造の最適化による高温強度・耐久性向上
・冷却関連: エンジン冷却水経路見直しによる信頼性向上
・電装関連: 発電関連部品の信頼性向上とベルトレイアウト変更による信頼性向上と軽量化
2023年車をベースとし信頼性・耐久性、走行性能向上を果たし、究極の運転が上手くなる車、とした。


チーム総監督は辰己英治、監督は沢田拓也、車両開発をとりまとめる技術監督は渋谷直樹が担当します。ドライバーは、カルロ・ヴァン・ダム(オランダ)、ティム・シュリック(ドイツ)、佐々木孝太、新たに久保凜太郎の4名で挑みます。尚、2008年からニュルブルク24時間レースに挑戦してきた辰己英治総監督は、このレースが最後の挑戦となります。

また今年も全国のSUBARU販売店から選抜された8名のメカニックがチームに参加し、レースをサポートします。
販売店メカニックの海外自動車レースへの参加は、メカニックの技術力向上により、お客様にカーライフの「安心と愉しさ」をお届けすることを目的に1990年より継続しています。これまでに393名(~2023年)のメカニックがサファリラリー、WRC*2(世界ラリー選手権)、ニュルブルクリンク24時間レースで活躍してきました。
*1:スバルテクニカインターナショナル(株)(代表:賚 寛海、東京都三鷹市、略称:STI)
*2:World Rally Championship

【参戦車両】
車両名 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024
全長 5,270mm
全幅 1,900mm
全高 1,390mm
ホイールベース 2,690mm
エンジン FA24 BOXER DOHC 16バルブ AVCS シングルスクロールターボ
排気量 2,387cc
車両重量 1,290kg
最高出力 280kW(380PS) / 6,000rpm
最大トルク 590Nm(60kgf・m) / 3,500rpm
エアリストリクター   φ39mm
トランスミッション 6速シーケンシャルギヤボックス+パドルシフト
クラッチ O.R.C 5.5インチマルチプレート
サスペンション フロント : ストラット / リヤ : ダブルウィッシュボーン
ブレーキ フロント:6ポット / リヤ:4ポット
ホイール BBS製18 x 11J
タイヤ FALKEN 280/680R18
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